多くの中高年男性の方が若い女性にモテるためにコミュニケーション術を磨きたいと思っています。
コミュニケーション術と一口に言っても、「話が途切れない方法」や「モテる話術」など言語的要素を多く含まれるものに注目が集まりがちです。
しかし、忘れてはいけないのが、非言語的要素です。
この記事では、モテるためのコミュニケーションにおいて、なぜ非言語的要素が大切なのか、女性から好印象を得るためのポイントは何か、詳しく解説しています。
非言語コミュニケーションとは
言語以外の方法を用いたコミュニケーションのことを指し、ノンバーバルコミュニケーションともいわれます。
姿勢、表情、視線、しぐさ、ジェスチャー、声のトーン・ボリューム、距離感などが非言語的要素に含まれます。
非言語的要素の役割は言葉を介さずにメッセージを伝えたり、言語情報を装飾したりすることです。より具体的に気持ちを伝えることができるので、恋愛においては言語的要素より非言語的要素が重要になることがあります。
印象を決めるのは非言語が9割
コミュニケーションをとるうえで印象に残りやすい要素の割合は決まっています。視覚情報(姿勢、表情)55%、聴覚情報(口調、ボリューム)38%、言語情報(会話の内容)7%です。これをメラビアンの法則といいます。
会話の内容よりも、視覚情報や聴覚情報から入る非言語的要素の方が重要であるということを表しています。
例えば、まったく同じ言葉でも、猫背で無表情で抑揚もなく発する言葉と、前向きな姿勢で明るい表情、感情を込めた言葉では相手の受け取り方が変わってきます。
モテるための非言語コミュニケーション
具体的な非言語的要素を活用したコミュニケーション術の事例を紹介します。すぐに取り入れられて効果的なものを選びました。
良い姿勢は自信があるような印象を与える
姿勢は第一印象を決めるうえで重要な要素です。胸を張って、背筋がピンと伸びた姿勢は相手に自信があるように感じさせます。それに対し、猫背は「頼りなさそう」、「疲れていそう」などネガティブな印象を与えてしまいます。
また、実は自信がなくても、自信があるフリをすることでテストステロンの分泌が増え、本当に自信が湧いてくるきっかりになることが報告されています。テストステロンは心身の健康に深く関わっており、多幸感やポジティブな感情を引き出したり、意欲向上効果のあるドーパミンの分泌を促したりする効果があるといわれています。
ゆっくり動くことで落ち着きを演出する
「落ち着きがある」ことはかっこいいオジサンになるために必須な要素です。
ゆっくり動くことで相手に安心感や落ち着いている印象を与えます。とくに、トラブルが起きたときでも慌てず、落ち着いて対応できると好印象を得ることができます。
キョロキョロしてしまうと落ち着きがないように見え、頼りなく見えてしまうので要注意です。
また、自信があるように装うため、横柄な態度を取ることは避けましょう。例えば、店員に高圧的な態度を取ったり、相手の意見を聞かず自分勝手に物事を決めたりすることは、相手を不快にするだけなので心当たりがある方は気をつけてください。
表情で共感を示す
表情を作ることはコミュニケーションにおいて基本中の基本です。無表情だと、何を考えているのか分からず、相手に不安な気持ちを植え付けてしまいます。
好印象を得るためには、相手の話の内容によく耳を傾け、話す内容に合わせた表情を作ることです。
例えば、小指を椅子の角にぶつけた話題であれば、痛そうなリアクションをする、限定の人気商品が抽選で当たったというときは一緒に嬉しそうな表情をして喜ぶなど。
相手の話題や感情に共感しながら表情を作ることが大切です。
ペーシング
ペーシングは会話のスピード、呼吸、歩幅などのを相手のペースに合わせることで相手に親近感を与えるテクニックです。
似た者同士は恋愛に発展する可能性が高く、アメリカの心理学者であるフェスティンガーの研究でも思想や趣味が似ている人同士でグループを作る傾向があることが報告されています。
まとめ
中高年男性が若い女性にモテるためには、非言語コミュニケーションを活用することが大切です。
相手に好印象を与えるために、身だしなみはもちろん、姿勢や表情、立ち振る舞い、相手のペースなどを意識してコミュニケーションを取るようにしましょう。