40代・50代男性のスーツの着こなし|サイズと色合わせの基本

身だしなみ・服装
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40代・50代男性のスーツの着こなしは、今の体に合うサイズと、着る場面に合う組み合わせから見直しましょう。初心者向けに試着の確認点、シャツ・ネクタイ・靴の合わせ方、ボタンの基本、手持ちのスーツを着る前のチェックを紹介します。

久しぶりにスーツを着る方は、まずスーツ・シャツ・ベルト・靴・靴下を一式そろえて着てみるところから始めてください。単品では気付かなかった袖や裾の長さ、座ったときの窮屈さを確認できます。

まずはスーツを着る場面を確認する

仕事の日なら職場の規定やネクタイの要否、食事会なら店や主催者の服装指定を確認しましょう。ここでは、一般的なビジネスシーンと通常の食事会を想定して、着こなしの基本を紹介します。冠婚葬祭や礼装の指定がある会では、その場に求められる装いを別に確認してください。

「50代だからダブルは避ける」「中高年は必ず細身にする」と決める必要はありません。体に合うか、動きやすいか、着る場面に合うかを基準に選びましょう。

シングル・ダブルと、スリーピースの違い

  • シングル:前のボタンが縦1列に並ぶ形。
  • ダブル:前身ごろを重ね、ボタンが2列に並ぶ形。
  • スリーピース:ジャケット・パンツ・ベストの3点で構成するスーツ。

シングル・ダブルは前合わせの形、スリーピースはベストを含む構成のことです。同じ分類の3択ではなく、シングルのスリーピースもあります。慣れていない方は、まず自分のジャケットの形とボタンの数を確認すると、着方を調べやすくなります。

サイズ選びは「立つ・座る・動く」で確かめる

サイズ表記が同じでも、商品によって形や着用感は異なります。手持ちのスーツも、以前のサイズだけを頼りにせず、今の体で確認しましょう。

ジャケットの肩・胴まわり・袖丈

  • 肩:肩先が大きく余ったり、肩や腕が強く突っ張ったりしていないか。
  • 胴まわり:留めるべき前ボタンを留めたとき、左右に引っ張られたシワが強く出ないか。
  • 袖丈:腕を自然に下ろし、シャツとのバランスを見る。一般的なビジネススーツでは、シャツの袖が1〜1.5cmほど見える長さが一つの目安です。

数字だけを合わせるのではなく、シャツ自体のサイズやスーツのデザインも一緒に確認してください。背中や後ろの着丈は、自分では見にくいため、店員に見てもらうと相談しやすくなります。

パンツの腰・太もも・裾丈

  • 腰まわり:普段の位置ではき、ベルトで強く締めて生地を寄せすぎていないか。
  • ヒップ・太もも:座る、軽くかがむといった動作で、強い窮屈さや張り付きがないか。
  • 裾丈:合わせる靴をはいて立ち、裾が床に触れたり、足元に生地が過度にたまったりしないか。

裾の見え方は、パンツの太さや靴によっても変わります。座ったときに靴下が見えること自体を失敗と考えず、立った姿と座った姿の両方で確認しましょう。

参考:AOKI「ジャストサイズなスーツの選び方」

初心者が組み立てやすいスーツの色合わせ2例

以下は組み合わせの一例です。まず手持ちの服で試し、足りない物があれば用途を決めて選びましょう。柄合わせに迷うときは、スーツとシャツを無地にすると、ネクタイを選ぶ際の比較がしやすくなります。

ネクタイを着ける仕事の日:紺のスーツ+白シャツ

  • スーツ:ネイビーの無地
  • シャツ:白の無地
  • ネクタイ:えんじ色の無地、または控えめな小柄
  • 靴・ベルト:黒の革靴と黒のベルト
  • 靴下:紺など、スーツになじむ濃色

まずこの一式で鏡を見て、ネクタイの色だけを変えて比べてみると、好みを探しやすくなります。柄物を試す場合も、一度にすべてを変えず、一点から試してみましょう。

ノータイでよい食事会:濃いグレーのスーツ+淡い青のシャツ

  • スーツ:チャコールグレーの無地
  • シャツ:淡いブルーの無地
  • ネクタイ:店や会の服装指定を確認し、不要なら省く
  • 靴・ベルト:黒でそろえる
  • 靴下:濃いグレーなど、パンツになじむ色

ネクタイを外した状態で、シャツの襟が大きく崩れないか、首元が開きすぎないかも確認します。ポケットチーフやカフスなどの小物は、最初から一式そろえる必要はありません。

普段着の組み合わせから見直したい方は、50代・60代男性の服装|初心者向けサイズ感と色合わせも参考にしてください。

ボタン・ネクタイ・足元で確認したい基本

一般的な2つボタンのシングルは、上だけ留める

一般的な2つボタンのシングルジャケットでは、立っているときは上のボタンを留め、下は開けておくのが基本です。座るときは前ボタンを外し、立ったら上を留め直します。

ダブルやベスト、特殊なデザインでは扱いが異なるため、この着方をそのまま当てはめず、購入店で確認してください。

ネクタイは結び目と長さを見る

ネクタイは、太い側の先端がベルトのバックルにかかるくらいを目安に、立った状態で調整します。結び目が襟元から大きく下がっていないかも確認しましょう。シャツの第一ボタンを留めると苦しい場合は、シャツの首まわりのサイズを見直してください。

首元が苦しい、袖の長さが合わない、ネクタイを外すと襟が崩れるといった場合は、ワイシャツのサイズ・襟の選び方も確認してください。スーツに合わせるシャツを、首まわりや裄丈から見直すための案内です。

靴とベルトの色、座ったときの靴下を確認する

色合わせに迷う場合は、靴とベルトを同じ色にそろえる方法があります。靴下はパンツになじむ濃色を基本に、座ったときもすねを覆う長さを選ぶと、一般的なビジネスの装いにまとめやすくなります。

参考:AOKI「スーツの正しい着方」(ボタン・ネクタイ・足元の基本を参照)

着る前の点検と、着たあとの手入れ

出かける前には、シャツの襟・袖口の汚れ、スーツのシワ、ボタンの緩み、靴の汚れを確認します。財布やスマートフォンでポケットが膨らむときは、持ち物を減らすかバッグに移してみましょう。

着用後はポケットの中身を出し、ジャケットの肩に合う厚みのあるハンガーにかけます。素材に合う衣類用ブラシでホコリを払い、風通しのよい場所で休ませてから収納しましょう。

洗濯やアイロン、スチームの可否は、スーツについている洗濯表示を確認してください。取れない汚れや強いシワは、素材に合う方法をクリーニング店に相談できます。参考:洋服の青山「スーツのアイロンがけとお手入れ」

スーツを着たあとの手入れに|ブラシとハンガーを写真で確認

サイズや色が合うスーツを選んだら、着たあとのホコリ払いと保管まで整えましょう。ブラシは表面の手入れ、ハンガーは肩の形に合わせた保管に使う道具です。手持ちで間に合う場合は買い直さず、不足するものだけ選んでください。

着用後のホコリ払いを習慣にしたい方へ:マーナ 毎日の洋服ブラシ S457

選ぶ理由:衣類用の豚毛ブラシで、柄はプラスチック製。ブラシ全体を水洗いでき、道具自体の手入れ方法も分かりやすい1本です。ジャケットやコートの表面のホコリを払う道具を用意したい方の候補になります。

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  • 使う場面:スーツを脱いだあと、軽い力でホコリを払い、最後は繊維の流れに沿って整えます。
  • 素材の確認:傷つきやすい素材は目立たない部分で試し、強くこすらないでください。シミ落としや洗濯の代わりになる道具ではありません。
  • ブラシの手入れ:洗剤を使わず水洗いし、よく乾燥させます。

詳しい仕様と扱い方はマーナの公式製品情報で確認できます。

肩の形に合う保管用を探す方へ:F-Fit ジャケット回転式42

選ぶ理由:ジャケットを掛ける本体に、パンツ用の回転式バーが付いているため、上下を一緒に保管したい方の候補です。紹介先は肩幅42cm・厚さ3.5cm、ブラックの1本売り。まとめ買いの前に、手持ちの1着との相性を確認できます。

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  • 購入前に比べるもの:手持ちのジャケットの肩幅と、今使っていて形が合うハンガーの幅を確認します。
  • サイズの注意:幅は固定で、伸縮式ではありません。42cmがすべてのジャケットに合うわけではないため、肩先が突き出たり、肩が落ちたりしない形を選びましょう。
  • 掛け方:肩のラインを合わせ、ポケットの中身を出して保管します。形が合うか迷う場合はスーツの購入店にも相談してください。

販売店は、ブラシがマーナ公式楽天市場店、ハンガーがシンコハンガー楽天市場店です。購入前に型番・寸法・本数・送料を含む総額・在庫・返品条件を確認してください。単品は送料の割合が大きくなることもあるので、店頭購入とも比べて選びましょう。

スーツ選び・着こなしのよくある疑問

昔買ったスーツは、そのまま着ても大丈夫?

まず一式を着て、サイズと生地の状態を確認しましょう。問題がなければ、手持ちの一着を活用できます。窮屈さや丈が気になる場合は、お直しできるか、費用と仕上がり日を店で確認してください。直せる範囲は服の作りや状態によって異なります。

体形が気になる場合は、大きいサイズを選べばよい?

一律にサイズを上げると、肩や袖まで余る場合があります。「胴まわりに余裕がほしい」「座ると太ももが窮屈」など、困る場所を伝え、サイズとシルエットの両方を相談しましょう。

社交ダンスのパーティーにも同じスーツでよい?

会の服装指定や内容によって異なります。主催者に確認し、踊る場合は動きやすさも確かめてください。レッスン・パーティー・競技会の衣装の違いは、社交ダンスの男性衣装|燕尾服は必要?場面別の選び方で紹介しています。

店で相談するときは、用途と気になる場所を伝えよう

購入やお直しの相談では、着る場面、合わせるシャツや靴、予算、着用予定日を伝えましょう。次のように具体的に話すと、試着で確認する点を共有できます。

仕事で着るスーツを探しています。座ると腰と太ももが窮屈になるのが気になります。このシャツと黒い靴に合わせて、袖と裾の長さも見てほしいです。お直しを含めた費用と、仕上がり日も教えてください。

この注文例は、自分の予定に合わせて言い換えて使ってください。まずは今の一着を着て、気になる箇所を一つメモするところから始めましょう。身だしなみ全体の準備は、40代・50代から始める自分磨きにもまとめています。

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