男女でペアになって踊る社交ダンス。社交ダンスをする男性は女性に比べてもかなり少なく、まだめずらしい趣味ともいえますが、マナーやエチケットも大切とされる社交ダンスを始めることで、中高年でもモテる男性を目指すことができます。
ですがその反面、こんなことをするなんてあり得ない!なんて嫌われるような行動もいくつか存在するのが事実。
今回は気をつけておきたい嫌われる特徴についてお伝えします。
社交ダンスとはコミュニケーションのひとつ
海外では紳士・淑女のマナーとされている社交ダンス。もともとはお付き合いや親睦を深める目的で踊られるため、そこにはさまざまなマナーやエチケットがあり、大切なコミュニケーションの手段とされてきました。
普段私たちが取るコミュニケーションと同様に、目の前の相手がいて初めて成り立つ社交ダンスにも、意識しておきたいことや気をつけておきたいことがあります。
基本的に一緒に踊るお相手は女性になるので、丁寧に向き合っていかないことには嫌われてしまいます。恋人関係や夫婦関係を築くのだって同じことですよね。
異性のことなので、難しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、シンプルに考えると人間関係の基本でもあります。意識することで、中高年だからこその落ち着きある、モテる男性へと近づけるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
注意したい嫌われるポイント
ここでは嫌われるポイントをいくつかご紹介します。
自分ではできているつもりでも、ふとした時に出てしまう可能性もあるので、しっかりチェックしてみてくださいね。
①挨拶をしない
基本的なことになりますが、挨拶というのはどこへ行ってもとても大切なもの。
おはよう、こんにちは、さようなら、などの挨拶は普段からされていると思いますが、社交ダンスでは、ダンスのお誘いはもちろん、一緒に踊った後のお礼や、もしフロアで他の人とぶつかるようなことがあったら、しっかりと謝るなどもマナーとされています。
挨拶の相手が誰であっても、偉そうにしない、生意気な態度を取らないということはとても大切ですので、自分はできる!と思わず、初心に返って意識しておきましょう。
②清潔感がない
もし女性とデートの約束をしていて、待ち合わせ場所に来たお相手の服がボロボロだったり、お化粧されていない、髪もボサボサの状態だったら、せっかく計画したデートも楽しめませんよね。もしかするとその女性を二度と誘わない……なんてこともあるかもしれません。
社交ダンスもデートと同じで、身だしなみを整えておかないと、嫌われることだってあります。
女性との距離は思ったよりも近いので、ヒゲや髪を整える、服装を意識する、ニオイの対処をしておくなど、一度自分のことを見直して、意識しておきましょう。
③自分勝手なダンスをする
男性でも女性でも、自分勝手な人というのは嫌われてしまいますよね。
社交ダンスはひとりではなく、パートナーとペースを合わせてふたりで踊るもの。
普段はそうでなくても、意識していないと思わぬところで自分勝手さが出てしまうこともあります。
例えば、お相手があなたよりも小柄な女性だった場合、ステップを踏む歩幅も体の動きも小さくなります。それに気づかず男性が自分のテンポで踊ってしまうと、女性は引っ張られることになったり、付いていけなくなってしまうかもしれません。
逆にあまりに消極的だった場合、エスコートしてもらう側の女性がどう振る舞ってよいかわからない……なんてことも起こるため、合わせすぎて待ちの姿勢になっても良くありませんね。
社交ダンスは一体感を楽しむものです。お相手のことをしっかりと観察し、時にはエスコートしてコミュニケーションを取りながら、一緒に作り上げていきましょう。
④教え魔になる
ある程度ステップやダンスを覚えたり、フロアに出て踊る経験を積んでいくと、どうしてもお相手の女性や周りの仲間に、教えたくなることがあるかもしれません。
会話の中で、そういう流れになる場合もありますが、あまり上から目線で語るようになってしまうと考えもの。社交ダンスは技術を見せつける場所ではありませんし、こちらが良かれと思っていても、受け取る側はありがた迷惑という場合もあります。
何か伝えたいことがある場合は、その伝え方ひとつで受け取り方も大きく変わります。
教えてやるぞ!という気持ちではなく、パートナーと一体感を作って楽しめるように気をつけましょう。
思いやりの気持ちをもって、パートナーと社交ダンスを楽しもう
社交ダンスは自分ひとりでは踊れません。
お相手や周囲に対するマナーやエチケットを守ることが大切で、それを無視したり、自分勝手に振る舞ってしまうと、嫌われる可能性もあります。
あまり無理をしすぎる必要はありませんが、恋人や奥さんを大切にするように、パートナーの気持ちを汲み取り、思いやりの気持ちを持って、楽しい時間を過ごせるように意識しましょう。