社交ダンスを習おう!と教室を探したり、ステップを練習していくと、つい技術を習得することに夢中になってしまいますが、社交ダンスの醍醐味はパートナーシップの学びでもあります。
一緒に踊るパートナーは女性なので、気になる部分が男性とはまた違いますし、意外なところを見られていることも。そういう部分を意識することができれば、男性は年齢に関わらずモテるので、今回は意識しておきたい、女性から意外と見られているポイントをお伝えします。
パートナーシップだからこそ、見られていると思うことが大切
社交ダンスを習うと、最初こそ先生とマンツーマンでステップを教わったり、まず覚えたり慣れたりするために個人での練習が必要となりますが、基本的に社交ダンスはパートナーとふたりで踊るものなので、自分ひとりで好きなように踊ることはできません。
これは男女のパートナーシップにも似ていて、自分のペースで、好きなように、とはいかず、どうしてもお相手がいることなので、気遣いや思いやりがとても大切になるのです。
海外で社交ダンスは、コミュニケーション手段のひとつとして、紳士・淑女のマナーともされています。 男性のエスコートやレディーファーストを意識することも重要になるのですが、それ以前にしっかりとお互いが意識してコミュニケーションを取らなければ、エスコートのつもりが、ただの押しつけになってしまうことだってあるんです。
どういうところを見られている?意識したいポイント
では実際に女性が見ているのはどういった部分でしょうか?
見られていると意識して行動に移せるようなポイントとともにお伝えするので、ひとつずつチェックしてみてくださいね。
①身だしなみ
『人は見た目が9割』という本がベストセラーになったり、「第一印象は3秒で決まる」なんて言葉があるのをご存知でしょうか?
そのくらいに見た目というのは大切で、自分が思っている以上に人から見られている部分でもあります。
特に女性は清潔感を気にする人も多いですし、体が密着する社交ダンスであれば、特に気になりますよね。
生まれ持った顔つきや体格ではなく、服装や髪型、ヒゲの処理やニオイのお手入れなど、意識している男性というのは、女性からするとすぐにわかるものなのです。
このくらいでいいか、と思うのではなく、細やかな部分まで見られている意識をもって、まず自分自身を整えておきましょう。
②表情や話し方などの雰囲気
目の前にいる女性が、無愛想で何を話しても楽しくなさそう……という態度を取られたら、それ以上仲良くなろうとは思えませんよね。
逆に緊張していたとしても、表情やしぐさ、話し方など、魅力的で好感が持てる部分をひとつでも見つけたら、コミュニケーションも取りやすくなるのではないかなと思います。
雰囲気というのは意外と人から見られていますし、それは社交ダンスでもとても大切なことです。パートナーとともに気持ちをひとつにして踊るのですから、それらしい雰囲気をまとうことを意識しましょう。
③相手に対する気遣いや思いやり
例えば飲み会などの席で、飲み物が空になっているのを気づいてくれたり、会話が盛り上がるように雰囲気をつくってくれる女性がいると、よく気がついたり気遣いのできる人だなと思いませんか?
〇〇してやろう!という態度では、押しつけになってしまうこともあるので注意が必要ですが、さりげない気遣いはやはり嬉しいし、些細なことでも意外と見られています。
特に女性はそうされることで安心感を抱いたり、大切にされていると感じることもあるので、気遣いのできる男性はモテますよね。
無理に頑張りすぎる必要はありませんが、ちょっと思いやりの心をもって、意識してみましょう。
④女性をリードする姿勢
社交ダンスの場では、男性が女性をエスコートすることもマナーのひとつ。
女性を誘うときはもちろん、ダンスを踊っているときも、踊りやすいようにリードしてあげることで女性は安心感を抱くので、男性であるあなた自身も踊りやすい、ふたりのテンポが生まれます。
日本人はあまりこの文化に慣れていないので、気を遣ってしまうことも多いかもしれませんが、堂々と自信をもってエスコートしたりリードする姿勢は、女性からはとてもカッコよく見えます。
時には見られていることを意識して、そんな自分を演じてみるのもいいですよ。
振る舞いが問われる場所だからこそ!ひとつずつ意識してみよう
普段は無意識にしていることや、自分では納得していることでも、意外と人からは見られています。社交ダンスは紳士・淑女のマナーとして、振る舞いが問われる場所でもあるので、見られていることを意識するのがとても大切。
最初は少し背伸びをしても、繰り返すうちにそれが当たり前になっていきますし、自然にできる男性はやっぱりモテます。ぜひ今日からひとつずつでも意識してみてくださいね。